Extract 3 - Grandmother


(Grandmother, Hitoha, is making the braided cords with Mitsuha and Yotsuha)


よつ: あーん、わたしもそっちがいいわ。


祖母そぼ: よつにはまだはやいわ。
いとこえいてみない。
そやって ずっと いといとるとな。
じきに人といととのあいだかんじょうなが流れ出すで。


よつ: いとはしゃべらんもん。


みつ: 「集中しろってことやよ」ってことやよ。


祖母そぼ: わしらの組紐くみひもにはな、糸守千年いともりせんねんれきがきざまれとる。
ええか、さかのぼること二百にひゃく年前ねんまえ・・・


みつ: はじまった。


祖母そぼ: ぞうり山崎繭五郎やまさきまゆごろう風呂場ふろばからが出て、
このへんは まるけになってまった。
みや文書もんしょもみなけ、これが ぞくにいう・・・


みつ: 繭五郎まゆごろう大火たいか


よつ: えっ、>ruby>名前なまえついとるの?繭五郎まゆごろうさんかわいそう。


祖母そぼ:
おかげでまつりの意味いみからんくなってまって、
のこったのは かたち だけ。
せやけど、文字もじえても 伝統でんとうしちゃあいかん。
それが わしら宮水みやみず神社じんじゃ大切たいせつなお役目やくめ
はあ・・・ せやのに、あのバカ息子むすこは・・・
神職しんしょくて、,いえを出た行くだけじゃあきたらんと、政治せいじとは・・・どもならん。


(At Teshigawara’s house)
俊樹としき: 社長しゃちょう、もう一杯いっぱい


テッシーの父: オットットッ


俊樹としき: 今回こんかいも社長にはお世話せわになるで。


テッシーの父:
まかしとってください。
かどりと坂上さかがみあたりのひょうはまちがいなぁですわ。


従業員じゅうぎょういん1: お前、彼女とは?


従業員じゅうぎょういん2: そんな かんたんにいかん。


(Tessie is in the dining room)
テッシー: はいのにおいがするなあ。


テッシーの母: 何言っとるの。


テッシーの父: おい、もう2、3ぼんつけてくれ。


テッシー: はい、はい。


テッシーの父: 
克彦かつひこ週末しゅうまつげんつだえ!
ハッパ使つかうでな。勉強べんきょうや。


テッシー: うん。


テッシーの父: へんは!


テッシー: ああ!


*(Tessie is at the window listening to the ceremony sound from the sound)
テッシー: たまらんな・・・おたがい。


*(At the ritual ceremony at Miyamizu Shrine)


観衆男かんしゅうおとこ: あれ、よつちゃんか?おおきゅうなったなぁ。


観衆女かんしゅうおんあ: 二人ともおかあさんのべっぴんさんやわ。


(Tessie and Sayaka arrive at the shrine)
テッシー: よう。


早耶香さやか: よう。


テッシー:
かいさいさけなんやて。 
こめんで、はき出して、
ほうしとくだけで自然発酵しぜんはっこうしてアルコールになるんやさ。
 
早耶香さやか: くちざけ神様かみさま うれしいんかなぁ。あんなさけもらって。


テッシー: そら、うれしいやろ!


きゅう友男子ゆうだんし: ほれ、宮水みやみずや。


きゅう友女子ゆうじょし 1: えっ、私 ゼッタイ 無理むり


きゅう友女子ゆうじょし 2: よく人前ひとまえでやりよるよな。


きゅう友女子ゆうじょし 1: しんじられんわ。


(Mitsuha ties the sake cup with a braided cord)